まゆと伊豆

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伊豆の戦国北条家にまつわる場所一覧(2024.8.16更新)

戦国時代、関東一帯を治めたのが北条家。

大河ドラマではいつも滅びるシーンばかりでなんだか陰の薄い北条家。

(秀吉が天下を獲るので滅ばないと辻褄が合わないでしょってツッコまれそうだけど)

大して強くないのかな?と思いきや、とんでもない!

後北条は今の政治のお手本になるような事をたくさんしてきました。

で、その北条家の始まりの地が伊豆でした。

どうしても北条家は小田原城のイメージですが、伊豆と北条家にまつわる場所がたくさんあります!

という事で、私まゆが伊豆と北条家にまつわる場所を時系列にまとめてみました。

(後北条、ローマ字にするとGOHOJOなので、「Go!Hojo」Tシャツ作ってみました)

戦国ファンのみなさん必見です。

 

初代北条早雲

(1432?1456?-1519)

岡山県出身の伊勢宗瑞。後の北条早雲

よそ者の彼がコネもゆかりもない伊豆を治めることになります。

でもどうやって?

そんな彼のストーリーを辿ってみてはいかがでしょうか?

mayu10izu.com

まずは早雲さんって誰?と思った方はこちらをどうぞ。

こちらを読んで早雲さんの流れを知ったほうが以下のブログがより楽しめるかと思います。

興国寺城(沼津市根古屋)

岡山県出身の早雲が伊豆を治めるきっかけになった一番最初の場所。

手柄を得て褒美のために今川家から興国寺城を貰います。

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伝掘越公方所跡(伊豆の国市四日町)

早雲が伊豆を治めるきっかけになった場所。

当時は茶々丸がこの辺りを治めていたそうですが、あまり良い政治とは言えませんでした。

そこで早雲は茶々丸のいる掘越公方所を襲撃します。

韮山城(伊豆の国市韮山)

茶々丸を政治の座から降ろし、早雲自らが伊豆を治めることになります。

その場所がここ韮山城です。

こちらは当日予約大歓迎のガイドツアーを行っています。

城歩き初心者から上級者まで。地元民だからこそ知り尽くした伊豆の戦国へご案内します。

詳しくはこちら。

狩野城(伊豆市大平柿木)

伊豆市大平柿木にある狩野城。

この狩野家は早雲に反抗しました。

ちなみにこの側を流れる川も狩野川。またこの子孫は後に美術館でよく見かける狩野派という絵師の集団を作ったなど、狩野家も探ると面白いです。

大見城(伊豆市柳瀬)

伊豆市柳瀬にある大見城跡。

こちらは早雲の味方になります。『大見三人衆』と呼ばれる人たちがいて、先ほどの狩野城を攻める早雲に加わりました。なんかこれだけでもドラマになりそうです…!

2代目北条氏綱

(準備中)

3代目北条氏康

(準備中)

4代目北条氏政/5代目北条氏直

(氏政1538-1590/氏直1562-1591)

戦国武将北条家はこの代をもって終わります。

…と書くと何やっているんだ!と言いたくなってしまいますが、この2人が行った事も現代の私たちにはとても学びになることばかりです。

その痕跡を巡りに行ってみませんか?

大平城(沼津市大平)

看板を見ると、VS信長の戦いで敗れた今川義元が戦死。

その息子の氏真がここにお城を建てます。

その頃の今川家は偉大なる父•義元が亡くなった事でどんどん力が弱くなってしまいます。

ちょいちょい北条家の名前が出てきますが、初代早雲の姉•北川殿が今川家にお嫁に行っている縁で、北条家と今川家は結ばれています(ただ何度かモメています)

という事で、北条家が何度か氏真さんを手助けしているように感じ取れます。

ここでVS武田信玄となりますが、甲相同盟が結ばれてここ大平は武田の領になることで決着。

その後の甲相合戦で北条家がこの城を奪い、北条家がさらに城をカスタマイズしたようです。

周辺を歩いてみましたが曲輪っぽい、真っ平な場所を発見。城歩きに慣れた人なら不自然な真っ平な場所があるので、分かるかも?

残念ながら時間の関係で全ては回れず。

長浜城(沼津市内浦長浜)

見どころは戦国時代の軍艦•安宅船を体感できます(カッコいいなぁ)

また、全国で珍しい山城っぽい水軍のお城なんです。既成概念に囚われないのが後北条っぽくていいなと思いました。

みなさんにお城の歩き方をガイドして城歩きもっと楽しくしてほしいです!

山中城(三島市山中新田)

天下統一を果たした豊臣秀吉との戦に備えて建てたお城。

このワッフルの地面は敵が逃げにくくするためで、北条家オリジナル。

敵兵の侵入を防ぐ為に色々な工夫をしているのに、なぜ秀吉軍に短時間で落とされたのかと思ったら、秀吉軍に備えた増築が未完成でした。

完成したらどうなっていたのでしょう?

ライフラインの水の確保もバッチリで驚きました。

広いので時間に余裕を持ってどうぞ♬

東海道の通り道で富士山絶景ポイントのひとつでもあります。

険しい箱根の峠を越えてきた当時の人たちはこの富士山を見てほっとしたんじゃないかなぁと想像したり。


一緒に伊豆のお城を歩きませんか?

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